何か不都合が起こった際や、我を通すために「子供のため」と言い訳をする親も存在しますが、何でも「子供のため」と言えば許されるわけではありません。公園デビューや幼稚園の送り迎え、PTA活動など、ママ友付き合いの中には、ときに「ちょっとそれ非常識じゃない?」と感じざるを得ない厚かましい言動が紛れています。

そこでSirabee取材班は、ママ友の厚かましい言動について聞いてみました。

■人の持ち物を当てにしている

「お菓子・ウエットティッシュ・日焼け止めクリーム…などなど、なぜか毎回持ってこず、私がウェットティッシュで子供の手を拭いたり、日焼け止めを塗ったりしていると、一応バッグの中をガサゴソあっさって探すフリはして『持ってくるの忘れたー! 貸して!』って言う。

『そもそも持ってくる気ないでしょ』って言いたいけど言えない」(30代・女性)

■すぐ何かを売りつけようとする

「お金に困っているのか、単に銭ゲバなのか、何かとすぐ子供のお古とか、本、中古品を売りつけようとしてくる。シンプルに迷惑だし、売りつけようとする言動が下品。

最近は保育園に子供を迎えに行っても、そのお母さんにつかまる前に爆速で帰っている。ああいうことをすると人に距離を置かれるってわからないのかな…」(20代・女性)

■子供やペットを預かって

「たいして仲良くもないママさんに、子供を半日預かってほしいって言われたことがある。『ごめん、その日出かけるから…』って断ったら、別の日に『旅行に行くからネコを預かってほしい』って頼まれた。いや、無理に決まってるでしょ。

仲良くもない相手に頼むって普通に図々しい。ペットホテルとかだとお金がかかるから、近所の人に無料で預かってもらおうって魂胆がスケスケ」(30代・女性)

ママ友関係は、子育てという共通点から自然に生まれやすい一方で、価値観や常識の違いが表れやすい関係でもあります。

厚かましさやモラルの欠如を感じたときは、相手を一方的に責めるのではなく、自分の中で線引きを明確にし、冷静に対応することが、関係をこじらせないためのポイントです。

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(取材・文/Sirabee 編集部・   美佳