
Jリーグ公式戦や一部の日本代表戦など、様々なサッカーコンテンツを扱うインターネット動画配信サービス『DAZN』では、2025/26シーズンからブンデスリーガも配信される模様。SCフライブルクからアイントラハト・フランクフルトへ完全移籍したMF堂安律をはじめ、様々な日本人選手をクローズアップするようだ。
ブンデスリーガの放映権を巡っては、2018/19シーズンから『スカパー!』で放送されていたが、2024/25シーズンをもって契約満了により終了。ABEMAやAmazonプライムビデオとの提携で、無料配信や低価格プランといった良心的なサービスを提供していただけに、日本のサッカーファンからは落胆の声が挙がっていた。
8月23日にブンデスリーガ2025/26シーズンの開幕を控えるなか、 海外メディア『スポーツビジネス』は7日に「DAZNは最も重要な市場のひとつである日本におけるブンデスリーガ放映権契約で合意に達した」とリポート。2025/26シーズンからの複数年契約を結ぶ見込みだというが、放映権料については触れていない。
DAZNは以前から高額な月額料金、試合中継におけるCMの放送、同時視聴制限で波紋を呼ぶ一方、国際サッカー連盟(FIFA)とFIFAクラブワールドカップ2025の放映権契約を締結したことで話題に。米紙『ニューヨークタイムズ』はクラブW杯の放映権契約をうけて「DAZNはサウジアラビア方面からの出資により、50億ドル(約7800億円)を超える長年の損失から脱却し、収支均衡の態勢を整える」と報じていた。
なお、ブンデスリーガではFW町野修斗(ボルシアMG)やDF伊藤洋輝(バイエルン・ミュンヘン)、MF佐野海舟(マインツ)など、複数の日本代表選手がプレーする見込み。京都サンガからマインツへ期限付き移籍した日本代表MF川﨑颯太のパフォーマンスにも注目が集まる。