
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)は昨季のプレミアリーグでクラブ市場史上最低の15位でフィニッシュ。エリック・テン・ハグ前監督からのバトンを受け取ったルベン・アモリム監督も最後まで立て直すことはできなかった。
2年連続で低迷しているユナイテッドは巻き返しを目指す今季に向けて、大金を投じてブラジル代表FWマテウス・クーニャとカメルーン代表FWブライアン・ムベウモを獲得。さらに、ライプツィヒ(ドイツ1部)でプレーするスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコの獲得も決定的な状況となっている。
そのなかで、ユナイテッドは次なる補強として中盤強化を目指しており、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン(イングランド1部)でプレーするカメルーン代表MFカルロス・バレバの獲得に興味を持っているという。
ユナイテッドはすでに選手陣営とコンタクトを取っており、バレバは移籍の可能性を閉ざしていないことから個人条件での合意は問題ないと考えている模様。しかし、日本代表MF三笘薫が在籍するブライトンはカメルーン代表MFをアンタッチャブルな存在だと考えていることから交渉は一筋縄ではいかないとみられている。
2022年1月にリール(フランス1部)の下部組織に加わったバレバは、その半年後にトップチームデビューを果たすと、2023年夏にブライトンへ完全移籍。高いボール奪取能力お豊富な運動量を武器に昨季はプレミアリーグ34試合で3ゴールを記録していた。