
スウェーデン代表FWロビン・クアイソンにJリーグ移籍の可能性が浮上。先日、ギリシャ1部アリス・テッサロニキFCを退団したが、明治安田J2リーグ所属ジェフユナイテッド千葉が新天地候補に挙がっているという噂が飛び交っていいる。
現在31歳のクアイソンは、身長183センチで右利きのストライカ-。母国のAIKでプロキャリアをスタートすると、イタリアのパレルモ、ブンデスリーガ所属のマインツ、サウジアラビア1部アル・イテファクでプレー。マインツには2017年1月から2020/21シーズンまで在籍しており、一時元日本代表FW武藤嘉紀(現ヴィッセル神戸)とチームメイトに。ブンデスリーガ通算123試合出場で31ゴール9アシストを記録している。
テッサロニキFCには2024年9月から所属していたが、ギリシャ1部リーグでわずか10試合の出場に。脳震盪により、2024年11月から1カ月以上にわたり戦線離脱を余儀なくされた影響もあり、スタメン出場は無かった。
そんなクアイソンの去就を巡っては、ギリシャ『SPORT24』が8月5日に「テッサロニキFCはクアイソンと契約解除で合意」とリポート。これによると、両者の契約は2026年まで残っていたものの、加入1年目の出場時間はわずか81分。90万ユーロ(約1億5,600万円)という高額年俸がクラブの負担になっていたという。
また、ギリシャ『pressaris』が8月6日に「日本のメディアによると、J1昇格を狙う千葉が、クアイソンの獲得に興味を示しているという」とリポート。「千葉はJ2クラブであるにも関わらず財政的に安定しており、野心的なプロジェクトを掲げている」と伝えているが、同様の内容は日本の移籍アカウントでも扱われているため、信ぴょう性は不明だ。
ただ一方で、同メディアは「スウェーデンに復帰する可能性は否定されていない。一部の情報筋によると、彼は再び母国のユニフォームを着る可能性を前向きに検討している」と、母国復帰の可能性もあわせて報じている。