
プレミアリーグのリバプールに所属するイングランド代表MFハーべイ・エリオットが、出場機会を求めてクラブを離れる可能性が浮上している。
UKメディア『NationalWorld』が、UKとアイルランド共和国のスポーツ・ラジオ局である『TalkSport』の情報を伝えたところ、ブンデスリーガのRBライプツィヒが同選手の獲得に動いており、移籍の背後には元リバプール(2015-2024)を指揮していたユルゲン・クロップ前監督の働きかけがあると伝えている。
クロップ氏は現在、レッドブル社のグローバル・フットボール部門の責任者を務めており、リバプール時代の教え子であるエリオットとの再会を望んでいるという。クロップ氏自身、同選手について「アンフィールドでは十分な出場機会を与えられなかった」と語っており、その後悔から今回の移籍を後押ししているようだ。
同メディアによると、ライプツィヒはすでにリバプールと接触を開始しており、エリオットの移籍金を4,000万ポンド(約78億3,128万円)以上と見積もっているとのことだ。
エリオットは昨2024/25シーズン、公式戦28試合に出場したが、リーグ戦の先発はわずか2試合にとどまっていた。なお、同選手は5ゴール3アシストを記録している。
一方でライプツィヒは、クラブに所属するMFシャビ・シモンズが、チェルシーへの移籍に近づいており、エリオットを後任候補として見ているという。
エリオットは今2025年夏、イングランド代表としてU-21欧州選手権に出場し、5ゴールを挙げて大会最優秀選手にも選出された。なお、ウェストハム・ユナイテッドも一時は獲得に動いていたが、高額な移籍金が障壁となり、交渉からは手を引いたと伝えられている。