
オーストラリアのAリーグ・メンのメルボルン・シティが、J1のアビスパ福岡からFW金森健志を獲得した。契約期間は2年。金森は日本国内で400試合以上のプロキャリアを持ち、豊富な経験を引っ提げて新天地に乗り込む。
金森は移籍に際し「福岡から移籍してきた金森です。タケシと呼んでください!」とクラブを通じてメッセージを発信。「素晴らしいクラブに加入できて本当に嬉しい。これまでの経験をこのプロジェクトに注ぎ込み、リーグ連覇とAFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)制覇を目指したい」と意気込みを語ったことをAリーグの公式サイトが伝えた。
メルボルンのフットボールディレクターであるマイケル・ペトリッロ氏は、金森の加入について「高い技術と豊富な経験を持ち、我々のプレースタイルに完璧に合う選手」と評価。「守備を広げる動き、オフ・ザ・ボールでの献身性、勝者のメンタリティも兼ね備えている」と述べ、ACLEとAリーグ・メンの両立に向けた貴重な戦力と見ている。
金森はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で過去にAリーグ・メンのシドニーやブリスベン・ロアと対戦した経験もあり、オーストラリア勢にとって馴染みのある存在だと同サイトは伝えている。
31歳の金森は、今2025シーズンのJ1で13試合に出場、福岡では通算309試合40ゴール25アシストを記録。2023年にはJリーグYBCルヴァンカップ優勝も経験している。
金森は過去に鹿島アントラーズ(2017-2019)に在籍し、2018年のACLと2017年のスーパーカップ制覇も経験した。