
昨季のセリエAで4位フィニッシュに終わったユベントス(イタリア1部)は、守備の要であったブラジル代表DFDFグレイソン・ブレーメルが長期離脱。加えて、フランス代表DFピエール・カルルも負傷したことを受けて、センターバックの補強が急務となったことからニューカッスル・ユナイテッド(イングランド1部)からグランド人DFロイド・ケリーを獲得していた。
そのケリーは昨季のセリエA12試合に出場したものの、プレミアリーグからの関心があり、魅力的なオファーがあれば退団する可能性もある模様。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、同選手が退団した場合も備えて、後釜候補をリストアップしているという。
その1人がアーセナル(イングランド1部)でプレーするポーランド代表DFヤクブ・キビオルだという。3バックを採用しているイゴール・トゥドール監督にとって理想的なオプションになる可能性があり、アーセナルは移籍金2500万ユーロ〜3000万ユーロ(約42億8,000万円〜約51億4,000万円)を望んでいるようだ。
ポルト(ポルトガル1部)からの注目も浴びているというキビオルはスペツィア(イタリア2部)でのプレー経験もあり。アップ能力の高さやスピードを活かした広い守備範囲を武器としているものの、昨季はプレミアリーグ17試合にとどまっていた。
なお、ユベントスはそのほかに、昨季後半戦からパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)からのレンタル移籍で加わっていたフランス代表FWランダル・コロ・ムアニの慰留と、ファイタータイプの中盤の選手がチームを再編する上で必要だとトゥドール監督は考えているようだ。