
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)は、昨季のプレミアリーグでクラブ史上最低の15位でフィニッシュ。新シーズンに向けてブラジル代表FWマテウス・クーニャやカメルーン代表FWブライアン・ムベウモを補強している。
そのユナイテッドは次なる補強として新ストライカーの獲得に乗り出しており、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、ライプツィヒ(ドイツ1部)でプレーするスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコの獲得に迫っているという。
ユナイテッドはシェシュコと2030年夏までの5年系ヤックで個人合意に至ったとのこと。ユナイテッドは現在ライプツィヒと交渉を行なっているものの、提示したオファーは争奪戦を展開しているニューカッスル・ユナイテッド(イングランド1部)よりも500万ユーロ(約8億5,000万円)低いようだ。
シェシュコはザルツブルク(オーストリア1部)でブレイクすると、2023年夏に姉妹クラブであるライプツィヒへステップアップ。192cmの体躯を生かした空中戦の強さやフィジカルを武器に昨季はブンデスリーガ33試合に出場して13ゴール5アシストを記録した。
なお、イギリス『アスレティック』によれば、ニューカッスルは移籍金8250万ユーロ(約141億2,000万円)に加えてボーナス250万ユーロ(約4億2,000万円)の総額8500万ユーロでクラブ間合意に至ったとのこと。ユナイテッドは同選手の獲得に前進しており、交渉は最終段階まで進んでいるようだが、どのような結末が待っているのだろうか。