エアコンが欠かせなくなるこの時期、「エアコンの設定温度」で揉めてしまうことも。

以前タレントのマツコ・デラックスさんもこの問題に言及し、インターネット上で反響を呼びました。

■「エアハラ」問題にマツコ私見

話題になったのは、2023年1月放送の『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)での一幕。

「エアハラ(社内などでエアコンの温度設定などによって他人の体調を損なわせてしまう)」に関する話題になると、マツコさんは「デブだからそんなこと言ってるんだろうって思われるかもしれないけど…」と切り出します。

■「調節が難しいほうに配慮」が平和?

続けて「夏は冷やしといたほうが良い、寒い人は着ればいい。冬は逆、暖めすぎないほうがいい、寒い人は着ればいい」「それが一番平和」と、調節がより難しい側に配慮すべきではないかと持論を展開。

これには、SUPER EIGHTの村上信五さんも「仰る通り!」と賛同し、視聴者からも「私もそう思う」「着込めるけど、脱げはできぬもんな」とマツコさんに共感するコメントが見られました。

■個人差もあり意見割れる

そこで、編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に、夏場のエアコンの温度設定について意識調査を行なったところ、マツコさんと同じく「暑がりな人に配慮してほしい」と答えた人は、52.0%。

夏場のエアコン温度調査
(画像=『Sirabee』より引用)

一方で、「寒がっている人に配慮すべき」だと答えた人は48.0%と、ほぼ五分五分といった結果に。

■体調に影響するため「思いやり」を

温度の変更だけでなく、エアコン用の風よけカバーで冷風の直撃を防いだり、サーキュレーターで冷気を循環させる工夫をしてみるのも一つです。

室温は体調に影響するため、その場の状況に応じて、思いやりを持って調節することが何より大切。

暑い・寒いは他人が察することが難しい問題でもあり、職場や学校などでは、気軽に意見を言いやすい、相談しやすい環境づくりも大切かもしれません。

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この記事は2023年7月10日に公開された記事を編集して再掲載しています。

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(文/Sirabee 編集部・衣笠 あい

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ 調査期間:2023年01月28日~2022年01月30日

調査対象:全国10代~60代の男女1,000名 (有効回答数)