インスタントラーメンの世界には、地域限定ながら熱い支持を集める“隠れた名品”が存在します。

なかでも今、注目を集めているのが「金ちゃんヌードル」。きっかけは、オアシズ・大久保佳代子さんの発言でした。

■推しは「金ちゃんヌードル」

2025年7月10日放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)「インスタントラーメン芸人」特集で、大久保さんが“推しラーメン”として紹介したのが「金ちゃんヌードル」。1973年発売のロングセラーで、徳島県の徳島製粉が製造・販売しており、西日本を中心に高い人気を誇る一杯です。

金ちゃんヌードル
(画像=『Sirabee』より引用)

愛知県出身の大久保さんは「小ちゃいときも食べてたし、未だに母が送ってくれる」と語り、「生涯で一番食べてる」と熱烈な愛を明かしました。

特徴は、香ばしいフライ麺に、あっさりとした醤油スープ。えび・豚肉・卵・シイタケ・ねぎと具材も豊富で、「ザ・フライ麺」「ザ・醤油の味」と、大久保さんも太鼓判。中でもシイタケの出汁が効いている点を絶賛していました。

■約3割「金ちゃんヌードル」経験あり

Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女681名を対象に調査したところ、「金ちゃんヌードルを食べたことがある」と答えた人は32.3%にとどまりました。

金ちゃんヌードルを食べたことがある人の割合
(画像=『Sirabee』より引用)

地域別に見ると、中国・四国地方が71.9%と最多だったのに対し、北関東では13.9%と大きな差が。

SNSでも「私の推し麺も金ちゃんヌードル」「ガチうまい カップ麺で一番好き」「あれは何個でも食べれる」などファンの熱い声が相次ぐ一方で、「見たことない」「関東にはなかった」という声も多く、知名度には地域差があるようです。