■日本ハムの完投数が大幅に増加
投手分業制が取り入れられて久しいNPB。先発は中6日空け、100球に到達した時点でどんなに好投しても交代という措置を取るチームは現在も多い。
また、最近は中継ぎ・抑え投手も「3連投させない」という運用をするチームが増加。以前のように「リリーフ投手が50試合以上投げる」ケースも減りつつある。
そんななか、今季MLB経験者の北海道日本ハムファイターズの新庄剛志監督は、先発完投を重視。完投数は両リーグ断トツトップの20で、リーグトップの防御率を誇る先発陣を完成させている。
同じくMLB経験者の吉井理人監督と建山義紀投手コーチの千葉ロッテマリーンズは、わずかに1で、防御率も最下位に。考え方の違いが顕著になっている。なお建山コーチは2023年から2年間、新庄監督のもとで投手コーチを務めていた。
■江本氏と掛布氏が投手分業制を語る
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)