野球解説者の武田一浩氏が4日、YouTube『武田一浩チャンネル』に出演。北海道日本ハムファイターズで期待する選手を語った。
■パ・リーグの優勝争いを語る
武田氏が日本のプロ野球について語った今回の動画。そのなかで話題は福岡ソフトバンクホークスと日本ハムの優勝争いに。
現役時代、ともにホークスでプレーした小久保裕紀監督に直接聞いた話を披露した同氏は、「日本ハムのほうがピッチャーが良い」と指摘し、パ・リーグの行方について独自の見解を語った。
■水谷に期待
武田氏はさらに「日本ハムは水谷瞬が良くなってきてるから。普通に出たら、30本ぐらいホームランを打つ可能性がある」と水谷瞬に言及。
続けて「意外と集中力がある、打席で。昨日は三振をしちゃったけど、意外と結構、振らないでがんばれる、 今の状態でね。43試合で10本ホームランを打ってるでしょ、単純に計算したら30本は打てるから、 これは楽しみでしょうがない。野手では水谷が気になっている」と期待を寄せた。
■ハムのほうがレギュラーが確立されている
話を聞いたスタッフが「清宮幸太郎選手もホームランはあまり出てないけど打率は良い」と指摘すると、「清宮も良くなってきたから、ちょっと楽しみだね。この2人と万波中正、3人で100本打ってくれたら優勝できる」と武田氏は語る。
また、「レイエスも打つよね、足は遅いけど。チームに繋がりがあるよね。水野達稀も打ってるし、石井一成が打ってるもんね。野手のほうは日本ハムのほうが、レギュラーが確立されているから、そのへんの差が出てくるかもしれないな」と分析していた。
■10本塁打を放っている水谷
2023年のオフに現役ドラフトで日本ハムに移籍し、2024年に交流戦MVPを獲得するなど、ブレークした水谷。
今季前半は不振や五十幡亮汰、矢澤宏太の台頭もあり2軍に落ちを経験したものの、交流戦から1軍に本格復帰。3日終了時点で昨年を上回る10本のホームランを放っている。これは清宮や野村を上回る。
強力打線を誇る日本ハムだが、7月末のソフトバンク3連戦に負け越し、現在は2位という状況。投手陣が疲れてくる夏場に、野手陣がどれだけ数字を残せるのかが、勝負のポイントになるのかもしれない。