
日本代表DF板倉滉は、ブンデスリーガのボルシアMGからオランダ1部アヤックスへの移籍で個人合意に達した模様。フェイエノールト、PSVアイントホーフェンとの争奪戦を制する可能性が取りざたされているが、オランダ移籍となれば、古巣の川崎フロンターレやベガルタ仙台に連帯貢献金が支払われる。
オランダ『Telegraaf』が8月4日に伝えたところによると、板倉とアヤックスは4年契約、1年間の契約オプション付きで合意。記事では「板倉はアヤックス移籍を決断」と綴られているが、ドイツ『スカイ』はアヤックスの提示年俸額が200万〜300万ユーロ(約3億4,000万〜5億1,000万円)だと伝えている。
ただ一方で、ドイツ人ジャーナリストのフロリアン・プレテンベルグ氏は「ボルシアMGは初めてアヤックスから届いたオファーを拒否。アヤックスの提示額が要求額を大きく下回っていた」と報道。これによると、ボルシアMGは移籍金1000万ユーロ(約17億円)にくわえてボーナスを求めているという。
移籍金1000万ユーロでクラブ間合意に達する場合、ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、板倉の移籍で川崎に移籍金の4%が連帯貢献金として支払われる模様。金額にして40万ユーロ(約6,800万円)だという。
また、『トランスファーマルクト』では仙台への連帯貢献金額が記載されていないが、板倉は仙台に2018シーズンの1年間在籍。そのため、同クラブにも移籍金の0.5%にあたる5万ユーロ(約850万円)が支払われるものとみられる。