
オランダとドイツの複数の情報によると、ブンデスリーガののボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)に所属する日本代表DF板倉滉が、オランダ1部エールディビジの強豪アヤックス・アムステルダムと個人合意に達したという。
ドイツサッカーに特化したUKメディア『Get German Football News』によれば、28歳のセンターバックである板倉は、1年延長オプション付きの4年契約にサインする見通しで、年俸は税引き後で約200万〜300万ユーロ、日本円にしておよそ3億〜5億円になるとみられている。
ただし、アヤックスとボルシアMGの間では、移籍金に関する交渉が現在も継続中で、今週半ばまでには決着する見込みと報じられている。移籍金については、以前から約800万ユーロ(約13億7,408万円)になると伝えられてきた。
板倉は、ボルシアMGと契約延長の意思がないことが報じられて以来、今2025年夏の退団が既定路線と見なされていた。また、同1部のPSVアイントホーフェンも関心を示していたが、アヤックスが先手を打った形となったようだ。
なお、板倉の退団後にボルシアMGがどのような守備陣の補強方針を取るかは不明だが、板倉の移籍によって得た資金を新たなセンターバックの補強に充てるか、あるいは若手DFファビオ・キアロディアに出場機会を与える可能性があると見られている。
板倉は過去に同1部のフローニンゲンに2019年から2021年まで在籍しており、エールディビジへの対応は問題ないことが予想される。