メイソン・グリーンウッド 写真:Getty Images

 インテル(イタリア1部)は昨季のチャンピオンズリーグ(CL)決勝戦でパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)に敗戦。セリエAでも2位に終わると、コッパ・イタリアでも準決勝でミラン(イタリア1部)に敗れて最終的に無冠に終わってきた。

 タイトル奪還を目指す今季に向けてアルゼンチン代表FWホアキン・コレアとオーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチが契約満了に伴い退団したことから攻撃強化を画策。アタランタ(イタリア1部)でプレーするナイジェリア代表代表FWアデモラ・ルックマンをメインターゲットに設定しているとされている。

 すでにインテルはルックマンとの個人合意に至っているものの、アタランタとのクラブ間交渉は難航。インテルは移籍金総額4500万ユーロ(約76億8,000万円)のオファーを提示した一方で、アタランタは移籍金5000万ユーロ(約85億4,000万円)を求めているとみられている。

 インテルはルックマンの獲得に向けてアタランタからの返答を待っているなかで、これ以上交渉が難航した場合はターゲットを切り替える模様。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によれば、そのターゲットがオリンピック・マルセイユ(フランス1部)でプレーする元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッドだという。

 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)でプロキャリアをスタートさせたグリーンウッドは、昨夏にマルセイユへ完全移籍。正確な左足のキックを武器に昨季はリーグ・アン34試合で21ゴールを記録して得点王にも輝いた。