人は誰しも他人の芝生が青く見える瞬間を経験します。特に、家庭という見えにくい世界において、たまに垣間見える、よそのパートナーの言動が鮮やかに映ることもあるでしょう。「あんな旦那さんだったら…」と心のどこかで思ってしまうその瞬間は、自己嫌悪や不満を生みますが、その一方で自分の価値観や夫婦関係を見つめ直すタイミングになることも。
そこでSirabee取材班は、よその旦那さんを羨ましく思った瞬間を聞いてみました。
■家族写真を撮るのが好き
「知人の旦那さんが“家族大好きパパ”で、しょっちゅう家族写真を撮ってる。うちの旦那は全然写真を撮らないし、撮ろうとすると嫌がるから羨ましいなぁと。
うちは私が基本的に写真を撮るけど、子供が小さいときは手がかかって、お出かけしたときの写真しかない。日常の写真をもっと撮っておくべきだった」(30代・女性)
■家事を一緒にしている
「家事をする旦那、というのはたまに聞くけど、知人宅は家事を一緒にするらしい。週末一緒に料理したり、テレビを見ながら一緒に洗濯物を畳んだり。なんか仲良しでいいな。
うちの旦那、結婚前は家事やるとか言ってたのに、実際は全然やらないし、やってって言うと『今日疲れたから…』って逃げる」(20代・女性)
■奥さんとのデート時間を作る
「友人夫婦が結婚した今も定期的にふたりだけでデートしてる。夫婦だけど今も付き合いたてのカップル見たいでラブラブ。コレはほとんどの奥さんが羨ましいって思うはず。
もちろん、子供が小さい頃はなかなかふたりだけの時間を作るって難しいけど、ある程度大きくなったorジジババに預けられるのならデートも大切だよね」(30代・女性)
よその旦那さんを羨ましいと感じることは、決して悪いことではありません。そこには自分が本当は何を望んでいるのか、どこに不満を感じているのかという重要なヒントが隠れています。そしてその羨望は、他人との比較で終わらせるのではなく、自分の家庭へのフィードバックとして生かすことで、大切な対話のきっかけにもなるはずです。
よその芝生が青く見えた瞬間、自分の庭を見直すチャンスが訪れているのかもしれません。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ 美佳)