40℃を超える酷暑日となる地域もあり、夜も寝苦しい日が続いています。

そうしたなか『ZIP!』(日本テレビ系)で紹介された、寝る前に体をクールダウンさせるライフハックが注目を集めました。

■看護師とその家族が実践していた方法

7月31日の放送にて、同番組の街頭インタビューに応じた看護師の女性とその家族が「寝苦しさを乗り切る快眠テクニック」として紹介したのは、保冷剤を使った方法。

エアコンをつけても寝苦しい日には、保冷剤をタオルで包んで体に当てて使っているそう。

「(これがあると)寝られる!」と話していました。

■専門医が正しいやり方を解説

保冷剤
(画像=『Sirabee』より引用)

この方法について、東京疲労・睡眠クリニックの梶本修身医師は「手のひらに体温調節を担う血管がある」ため、手のひらを冷やすと「全身の熱を効率よく冷ますことができる」と解説。

こうすることで「体の熱が放出されて自律神経が整い、リラックスすることで快眠につながる」ことが期待できるのだとか。

■冷やし続けるのはNG

ただし、就寝中ずっと保冷剤を当て続けると体が冷え過ぎてしまうため、快眠術としては「逆効果」と梶本医師。

保冷剤は必ずタオルなどで包み、水道水程度の温度で手のひらに1分間当てるくらいが良いそう。

■9割が「暑さで寝つけず」専用アイテムも

ちなみに、Sirabee編集部が全国の10〜60代の男女626名を対象に行った意識調査では、全体で90.3%が「暑さで寝つけなかった経験がある」と回答。

暑さで寝つけなかった経験があるグラフ
(画像=『Sirabee』より引用)

エアコンをつけていても、寝苦しさを感じている人が多くいることが分かります。

昨今では、手のひらを冷やすための専用アイテムも登場。寝苦しくて睡眠不足を感じている人は、一度試してみては。

商品のデザインや仕様、価格、パッケージなどは執筆当時のものです。変更されている場合がございます。

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(文/Sirabee 編集部・衣笠 あい

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ 調査期間:2025年6月13日~2025年6月17日

調査対象:全国10代~60代の男女626名