
鹿島アントラーズ所属のパリ五輪U23日本代表MF荒木遼太郎は先日、FW仲川輝人らFC東京時代のチームメイトと再会したことを明かしているが、同選手のSNS投稿を巡り賛否含めて様々な意見が湧き起っている。
荒木は1日にインスタグラムを更新。仲川、DF岡哲平らとともに食事する様子をアップするとともに、「肉に夢中になりすぎた」「多分彼(佐藤恵允)もいた」とポスト。当該投稿はスクリーンショットにより、Xで拡散されている。
この投稿を受けて、一部からFC東京復帰を期待する声が挙がるなど、荒木の動向に注目が集まっている。2024シーズン終了後、期限付き移籍期間満了によりFC東京から鹿島へ復帰した同選手のさらなる活躍が期待される一方で、8月10日にFC東京対鹿島が開催されるだけに、元チームメイトとの再会するタイミングを巡り一部から異論があがるなど、様々な観点から荒木のSNS投稿が議論を生んでいる状況だ。
現在23歳の荒木は、2023シーズン終了後に鹿島からFC東京へ期限付き移籍。2024シーズンは開幕から第6節の浦和レッズ戦までに5ゴールを挙げるなど好スタートを切ると、その後はAFC U23アジアカップ兼パリ五輪予選や五輪本大会など、U23日本代表の一員として国際舞台で活躍。J1リーグ戦29試合の出場で7ゴールと結果を残し、鹿島への復帰を果たしている。
「やべっちスタジアム」(DAZN制作)で「鹿島でタイトルを獲りたいから、レンタル移籍から帰って来た」などと、鹿島に対する強い思いを明かしていた荒木。2025年2月、『リクシルスポーツ』の公式YouTubeチャンネルで公開されたインタビューで「鹿島は(クラブハウスや練習場など)全部集まっている。スタジアムも近いし、怪我してクリニックに行くのも近い。でもあっち(FC東京)は結構遠かった。試合前は30分以上かけて、(味の素スタジアムまで)クラブハウスからバスで行っていた。その辺りはちょっとしんどかった。渋滞あるし」などと、FC東京の環境面に関してネガティブなコメントを残していた同選手が、古巣対決でどのようなプレーを見せるのか、より一層注目度が高まりそうだ。