アンドリー・ルニン 写真:Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)は、昨季のプレミアリーグでクラブ史上最低の15位でフィニッシュ。守護神のカメルーン代表GKアンドレ・オナナはスーパーセーブを連発した一方で、ミスも目立ったこともあり、スタメンを外れることもあった。

 スペイン『Fichajes』によれば、ユナイテッドはトルコ代表GKアルタイ・バユンドゥルの退団を考慮しており、オナナとポジション争いできる新守護神候補を探し続けているという。そして、ルベン・アモリム監督は不測の事態に備えてクオリティの高い選手を考えているようだ。

 その候補にリストアップしているのがレアル・マドリード(スペイン1部)でプレーするウクライナ代表GKアンドリー・ルニン(26)だという。ただ、サウサンプトン(イングランド2部)のイングランド代表GKアーロン・ラムズデールの獲得に迫っているとされているニューカッスル・ユナイテッドも同選手に目を光らせているようだ。

 2018年夏にマドリードへ加わったルニンはスペインの複数クラブへのレンタル移籍を経験。長らくは控えGKだったが、ベルギー代表GKティボー・クルトワが長期離脱した23-24シーズンは守護神としてチャンピオンズリーグ(CL)制覇やラ・リーガ優勝にも大きく貢献した。

 昨季は再び控えGKに戻ってしまったルニンに関してマドリードは移籍交渉に応じるつもりはないとのこと。そのため、ユナイテッドは選手本人を説得するためにさらなる努力する必要があるようだが、どのような結末が待っているのだろうか。