子供を介して自然に生まれる“ママ友”関係。気軽な雑談から始まるその付き合いは、ときに心強い味方となりますが、一方で思わぬストレスや気疲れの原因にもなり得ます。誰もが“ちょうどいい距離感”を模索する中、なぜかいつも笑顔でスムーズに人間関係を築いているママ友もいますよね。

そこでSirabee取材班は、ママ友関係をうまくやっている人の特徴を聞いてみました。

■気さくだけど距離はある

「ママ友とうまくやっている人は、気さくだけど距離はある人。雑談とか上手だけど、適度な距離を保って干渉しない&させないタイプ。

逆に、よそよそしくて距離があるタイプだと、勝手に冷たい人とか、コミュ障とか言われたりする。人付き合いにおいて、“距離”と“飾らない親しみやすさ”は大切」(30代・女性)

■ママ友作りに積極的ではない

「案外ママ友作りに積極的でない人の方が肩に力が入っていないから、うまくいってたりする。

うまくいかない人、いつもママ友関係で悩んでいる人ほど『仲間外れにされないように頑張らなきゃ』『積極的に関わってボスママに好かれなきゃ』って力んでいる。力むと空回るからね」(20代・女性)

■スルースキルがある

「ママ友関係もそうだけど、人間関係全般において、悩みが少ない人や敵が少ない人は、こぞってスルースキルが長けてる。ママ友の嫌味っぽい言葉も真に受けずサラっと受け流して無駄にモヤモヤしない。

真面目で繊細な人ほど、嫌味を真に受け、寝る前に何度も頭の中で反芻してどんどんメンタルを傾けてしまう。嫌味を真に受けても意味ない! 流すか我慢の限界なら言い返して縁を切るでOK」(30代・女性)

ママ友付き合いは、子供がいる今だけの特別な人間関係。そのママ友関係をスムーズに保っている人は、特別なスキルを持っているわけではありません。ただ、言葉の選び方や距離のとり方、自己開示の仕方など、小さな気配りを積み重ねているだけなのです。

積極的に力を入れて関わるのではなく、そういう細やかなことがうまくやるための最もシンプルで確かな方法かもしれません。

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(取材・文/Sirabee 編集部・   美佳