1日放送のNHK連続テレビ小説『あんぱん』で、のぶ(今田美桜)の祖母・くら(浅田美代子)の言葉に涙する視聴者が相次いだ。

■くらが釜次のもとへ…

高知からやってきた朝田家によって開かれた、のぶと嵩(北村匠海)の結婚祝いは、嵩の母・登美子(松嶋菜々子)と伯母・千代子(戸田菜穂)も加わり、賑やかな祝宴に。

嵩の隣に座るくらは「嵩くん、ご存知の通り、のぶはこんまい頃から向こう見ずで、いっつもヒヤヒヤさせられよったがよ。あんたもえろう振り回されたねえ」「けんど、嵩くんにはぴったりの嫁やと思う。こればあ気の強いおなごが付いちょったら、柳井嵩はきっとひとかどの人物になるがやき。あてが保証します」とにこやかに語りかける。

そして、嵩に「頼むき、長生きしてね。のぶより長生きしてね」とお願いする。最後は「ありがとう」と言って帰るが、その後「夫婦として歩みだしたのぶと嵩を見届け、くらは釜次のもとへ旅立ちました」とのナレーションが流れた。

■視聴者大ショック

くらの退場に「『くらは釜次のもとへ旅立ちました』!!??!! 感情が追いつかない」「えー! くらばぁーーーー! 涙止まらん」「最後までほっこり幸せだと思えば最後の最後くらばあで泣いた」と視聴者は大ショック。

「東京来てからのくらさんがセリフ多めだなと思ったら…」「なーんか今週くらばあ目立つなあ、というかこんなに女の子集まってる中でよく喋るなあと思ってたよ」との声も上がった。

そんな中、視聴者の感情を大きく揺さぶった言葉が…。

■「やっぱり…」「ズシンと来る」

それは「長生きしてね」に付け加えられた“のぶより”という言葉で、「ご自身の体験からのように感じました」「くらばあ、やっぱり釜じいに先に逝かれたことがこたえていたんだね」「ズシンと来るなぁ。ここにいるのは、(メイコ以外は)夫に先立たれた女ばかりだ」「言葉の重みよ…」と視聴者の涙腺は崩壊。

夫・釜次(吉田鋼太郎)に先立たたれ、残されるつらさを知っているくらの言葉に「グッときちゃう。のぶもまた大切な人を亡くしてる。その思いをもうしてほしくないよね」とのぶに対する愛を感じとる人もいた。

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(文/Sirabee 編集部・今井のか