元日本ハムファイターズの広瀬哲朗氏が1日、YouTubeチャンネル『広瀬哲朗1年1組てっちゃん先生』に出演。7月31日の福岡ソフトバンクホークス戦で、9回裏に三球三振をした北海道日本ハムファイターズ・清宮幸太郎に苦言を呈した。
【話題の動画】愛する清宮幸太郎に対し珍しく苦言を明かす広瀬哲朗氏
■ソフトバンクが勝利し首位浮上
広瀬氏が7月31日に行われた日本ハム対ソフトバンク戦を振り返った今回の動画。試合はソフトバンクが日本ハム先発の達孝太を攻略し、9回表を終わって5対3とリードする展開となった。
9回裏、日本ハムは1アウト1塁の場面で、前日の試合で逆転タイムリーを放った清宮が打席に。同点ホームランも期待されたが、まさかの三球三振に終わる。
ツーアウトからフランミル・レイエスが四球を選び、郡司裕也にタイムリーが出て1点差に迫るも、続く石井一成の打球は、センター真正面のライナー。ソフトバンクが勝利し、3連戦を2勝1敗で勝ち越して、首位に浮上した。
■広瀬氏が清宮に苦言
試合について語った広瀬氏は9回裏の攻撃に言及。「愛する清宮くんのためにOBとして言う」と前置きしたうえで「ホームランを狙っていたかは、本人しかわかりませんけれども、あそこはボール・ストライクの見極めをきっちりしてほしかった」と指摘する。
また「次に次にっていう気持ちがもっとあれば、あのストライク・ボールを今の清宮君の調子であれば、きっちりと見極めをできたと思うんですよね」とコメント。
そして続く打席で、フォアボールを選んで郡司につなげたレイエスを絶賛した。
■もう一度基本に返って
ファイターズの選手たちに広瀬氏は「もう一度基本に返って。ファイターズのバッターはストライクボールの見極め。そしてきっちりとした犠牲バントですよね。 自分は犠牲になってもいいんだから、次に送ってタイムリー、ヒットっていうことでね」と指摘。
続けて「もう一度頭の中を整理して、基本に返って戦ってもらいたいですよね。そこまで固くならずに、今まで通り、明るいファイターズの戦いぶりでいいと思いますけど、まずは基本。投手を中心とした守り。そこをもう一度整理して、次のカードから戦ってもらいたい」と語っていた。