純正では物足りない。けれど、派手なカスタムは避けたい
「愛車のスタイルに満足していないわけではない。むしろ気に入っている。でも、どこか“普通すぎる”気がしてしまう」。
そんな思いを抱えたまま、愛車に乗っているレクサスやトヨタのオーナーも多いのではないだろうか。
ボディやインテリアは洗練されているが、ホイールまわりにもう少し上質感があれば、さらに完成度が高まる。そう感じたことはないだろうか。
そこで注目したいのが、トライアルファが手がける「Leowing LT-1(レオウイング エルティーワン)」というホイールである。
純正らしさを損なわず、それでいて明らかに“格上の雰囲気”をまとったこのホイール。LEXUSやトヨタの高級SUV・ミニバンといった車格のあるモデルにこそふさわしい選択肢といえる。

目次
トライアルファとは?
シンプルでありながら独自性を放つデザイン
トライアルファとは?

トライアルファは2016年に創業したアルミホイールメーカーだ。代表である湯浅良行氏は、1983年からエアロパーツの開発、グループAのレース用マグネシウムホイールの設計&サポート、ツーピースホイールの溶接工程の刷新、鍛造DISK削り出しホイール開発、といったホイールの開発や設計を担ってきた人物だ。
そんな湯浅氏自ら、設計・デザインを手掛けるトライアルファのホイールは、これまで培ってきた経験とノウハウに、最新のデザイン流儀を取り込んでいるのが特徴。

機能面においても、高い強度や適切な重量バランスを実現するための設計や、ナット形状への対応、塗装の耐久性など、実用面にも強くこだわっている。
単なるドレスアップではなく、“愛車の価値を引き上げる道具”としてのホイールを求めるユーザーに支持されているメーカーなのだ。
シンプルでありながら独自性を放つデザイン

「Leowing LT-1」は、アルファード/ヴェルファイアといったトヨタの高級ミニバンや、レクサスSUVへの装着を前提にデザインされたホイールである。
ベースとなるのは2×5スポーク構造。2本のスポークを1組として5対配置するこのスタイルは、均整がとれていて上品でありながら、ありきたりではない。

また、スポークのリム接合部には「アンダーカット」と呼ばれる加工が施されている。これは強度を保ちつつ軽量化を実現する工夫であり、見た目だけでなく機能面にも配慮した設計である。 結果として、ホイール交換によってドライビングフィールの向上も期待できるのが特長だ。
