
日本代表DF冨安健洋は2025年7月、プレミアリーグ所属アーセナルを契約解除により退団。古巣アビスパ福岡の下部組織所属4選手の海外留学費用を全額負担することで注目を集める一方、インスタグラムの投稿でも話題になっている。
冨安は8月1日にインスタグラムを更新。きれいに整備され、白線が引かれた芝の様子をストーリーズでアップしているが、コメントは一言も添えられていない。同選手は2024/25シーズン開幕前に膝の負傷で戦列を離れると、2024年10月のプレミアリーグ第7節サウサンプトン戦で今季公式戦初出場を果たした後に再離脱。再び膝の手術を受けたが、当該投稿がピッチでのトレーニング再開を意味するかもしれない。
また、同選手は度重なる負傷離脱もあり、2025/26シーズン開幕前にアーセナルを退団。先日、『内田篤人のフットボールタイム』(DAZN制作)に出演した際には「(オファーは)ゼロです」「僕がエージェントに聞いていないというのもあります。あとは、リハビリに集中したいので考えていないというのもあります」などと、自身の去就について語っていた。それだけに、当該投稿が新天地決定にむけての動きを意味する可能性も考えられる。
なお、冨安は2026年のFIFAワールドカップ北中米大会日本代表入りを目標に掲げているが、内田篤人氏との対談では「W杯を考えずに日々過ごしていたので、それがW杯につながると思って。W杯に臨んで、平常心すぎてうまくいかなかった、結果を残せなかったというのもあるので。その後、香川真司さんと会うタイミングがあって。真司さんとそのような話をして、『しっかりW杯に向けて準備していったほうがいいよ』とアドバイスを貰った」「真司さんの名前を出そうか迷いましたけど。僕が大尊敬する先輩なので…」と、MF香川真司(セレッソ大阪)からの金言を明かしていた。