人気の飲食店では、行列ができているところも多いものだ。しかし期待して並んだものの、実際に食べてみると味が微妙だった場合もあるようで…。

■約4割「並んで食べたものが微妙」

Sirabee編集部が全国の10〜60代の男女694名を対象に調査を実施したところ、「飲食店で並んで食べたものが微妙だった経験がある」と答えた人は45.8%だった。

飲食店で並んで食べたものが微妙だった経験があるグラフ
(画像=『Sirabee』より引用)

列ができる人気店はSNSでの拡散効果も大きく、そのために料理に対する期待値が高くなりやすいのだろう。

■期待外れだったパンケーキ

パンケーキ店に並んだ20代女性は「友人に誘われて、有名なパンケーキ店に行きました。2時間ほど並んで入店したのですが、思っていたよりも普通の味で拍子抜けしましたんです。SNSの写真や口コミで、過剰に期待してしまったのでしょう」と話す。

さらには、「特別おいしくないとはいえないけれど、並んでまで食べる価値があったかと言われると疑問した。食べ物の満足度は、その場の雰囲気や気分にも左右されるのかもしれません。私は疲れたので、もうこのお店には並ばないと思います」と続けた。

■ラーメン店で1時間待って

ラーメン店でよく並ぶ30代男性は、「私はラーメンが好きなのですが、人気店は当然のように行列ができます。行列に並ぶことは、あまり苦痛に感じないんですよね。おいしいラーメンが食べられると思うと、むしろワクワクした気持ちになるんです」と語る。

続けて、「たまに期待を超えなかったラーメンもありますが、それも思い出の一つだと受け入れるようにしているんです。ラーメン屋に並ぶこと自体が、自分にとっては特別な感覚なんでしょうね。ラーメンが好きな人以外には、あまり共感されないと思いますが…」とも話していた。

■並んでこそおいしい

Xでは、「あの行列に並ぶ価値があるかといわれると微妙な気がする」「あの行列に並ぶ価値があるかと言われれば微妙ですが、普通に入れるならとても美味しいラーメンです」とおいしいが並ぶほどではなかったとの声が多くあった。

一方で、「これは行列になるのもわかる。40分並んだかいがあった。本当に美味しい」「行列は並んでこそおいしいんだよ」並んでよかったと考える人もいた。

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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ 調査期間:2025年6月13日~2025年6月17日

調査対象:全国10代~60代の男女694名