31日放送のNHK連続テレビ小説『あんぱん』で、嵩(北村匠海)から家族について聞かれた八木(妻夫木聡)が返した“意味深な一言”が視聴者の話題となっている。
■嵩は八木の元へ
長屋の新居に引っ越したのぶ(今田美桜)と嵩の家へ、朝田家の面々がやってくる。当初は羽多子(江口のりこ)と、くら(浅田美代子)だけの予定だったが、旅費を貯めた蘭子(河合優実)とメイコ(原菜乃華)も同行。
狭い家で居場所のなくなった嵩は、八木の元を訪れて1晩泊まらせてほしいと頼み込む。
■「家族はいるんですか?」に一言…
八木は、漫画に打ち込まずに就職した嵩に、「らしくない。お前の気持ちはどうかと聞いているんだ」と問う。嵩は「まずは愛する人を喜ばせたいんです」と話す。
「お前がそれでいいなら、別に構わんが」と言う八木に、嵩は「八木さんは、家族はいるんですか?」と質問。八木は「いたよ」と返し、嵩は思わず沈黙する。
■「意味深」「過去形なんだ」
八木の返答に、Xでは視聴者が「八木さんの家族が『いたよ』って過去形…意味深だなあ」「八木さんの家族は…過去形ということは…」「八木さんの家族、いたよって…過去形なんだ…」と反応。
「いたって過去形なのは亡くなったのか別れたのか…奥さんなのかな…」「前に戦争から生きて帰りたいって言ってたの家族がいたからなのかな? 空襲で…なのかな?」「家族は『いた』とだけ。八木さんがとにかく気になって」「過去をチラ出ししてくるね八木さん」といった声もみられた。
■「失ってから、どれほど大きな存在だったか…」
八木は以前に、のぶの嵩氏への気持ちについて、相談に乗った際に「失ってから、どれほど大きな存在だったか、気がつくバカもいる」と自嘲気味に語っていたことも。
そのため「八木さんの家族…『失ってから気付く馬鹿もいる』と言っていたのは自分の事なんだろうな…」「八木さんの過去が知りたいけど知りたくない」とのコメントや、「謎に満ちた八木さんのことが気になる」「八木さんのことを教えてくれええ」「八木さん主役のスピンオフください…」という人も見受けられた。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)