バイエルン・ミュンヘンのサポーター 写真:Getty Images

 ドイツのミュンヘンでは、短い夏休みを終えたブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンの選手たちが再び姿を見せ始めた。2025FIFAクラブワールドカップを終えた主力の一部が休暇中の中、新加入選手のひとりが注目を集めている。

 コロンビア代表FWルイス・ディアスは、バイエルン希望の補強として、プレミアリーグのリバプールから今2025年夏に加入。移籍金は推定約7,000万ユーロ(約121億)に上り、バイエルンのクラブ史上3番目の高額補強となった。

 7月30日にトレーニング初参加時にディアスは、終始笑顔でクラブのビンセント・コンパニ監督と抱擁を交わし、リフティングを披露するなどリラックスした様子を見せていた。

 ドイツメディア『Kicker』は、この移籍に関して、今夏リバプールへ移籍したばかりのドイツ代表MFフロリアン・ビルツがディアスに送ったメッセージを伝えている。

 「ブンデスリーガはプレミアリーグとは異なり非常にインテンシブかつフィジカルなリーグであり、スタジアムも常に満員になる。ミュンヘンは本当に美しい街で、楽しめるはずだ」

 ディアス本人は入団会見で「夢が叶った。ここでの挑戦を楽しみたい。いつも笑顔でいたい」と語った。同選手はリバプールでのプレシーズンをすでにこなしており、コンディションは万全のようだ。

 ディアスは、8月2日に予定されているプレシーズンマッチのリーグ・アンのオリンピック・リヨンとの一戦で、ホームのアリアンツ・アレーナ初出場が予定されている。

 ディアスは「自分が7,000万ユーロの価値があるかは分からないが、何よりも早くチームに馴染みたい」とも述べていることを同メディアは伝えている。