浦和レッズ 写真:Getty Images

 浦和レッズOB、ポルトガル2部ポルティモネンセの関係者であるロブソン・ポンテ氏は現在来日中。ポルティモネンセ在籍歴のある浦和所属MF中島翔哉との面会で話題を呼んでいるが、その一方でDFモヨ・マルコム強志の去就に注目が集まっている。

 現在24歳のモヨ・マルコム強志は、ガンバ大阪のジュニアユース出身。東福岡高校、法政大学を経て、2024年に長崎へ正式加入したが、同年8月に藤枝MYFCへ育成型期限付き移籍。藤枝でJ2リーグ戦11試合に出場した後、2025年2月に長崎からポルティモネンセへ期限付き移籍。加入からしばらくベンチ外が続いていたが、2024/25シーズン終盤にポルトガル2部リーグ戦2試合でピッチに立っている。

 長崎はモヨ・マルコム強志の期限付き移籍期間を明らかにしていないが、ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、同選手と長崎の契約期間は2026年6月30日までだという。

 2025/26シーズンの所属先は現時点で公式発表されていないが、モヨ・マルコム強志は8月1日午前の時点で浦和レッズの公式インスタグラムアカウントをフォロー。ポンテ氏の来日に関連している可能性は不明だが、ネット上で浦和移籍の可能性を予想する声が挙がるなど、ハーフ選手の動向に熱視線が注がれている。

 なお、浦和は2025年6月以降の移籍ウィンドウで、FW高橋利樹を清水エスパルスへ完全移籍により放出したほか、DF井上黎生人はセレッソ大阪へ移籍。FW二田理央やFW長倉幹樹らも期限付き移籍によるクラブを去っている。加入選手がFW小森飛絢、GK松山健太の2選手にとどまっているだけに、移籍ウィンドウ閉鎖まで残り2週間で新戦力の獲得があるのか注目が集まっている。