遠藤航 写真:Getty Images

 リバプール所属MF遠藤航は、7月30日に日産スタジアムで行われた国際親善試合の横浜F・マリノス戦で途中出場。湘南ベルマーレ、浦和レッズを経て海外挑戦している日本代表キャプテンだが、幼少期にマリノスサポーターだったことを明かしている。

 横浜FM戦後、リバプール公式サイトに掲載されたインタビュー記事によると、横浜市戸塚区出身である遠藤は「実は(子供の頃に)マリノスを応援して…」とコメント。「(横浜FMの)トライアルにも参加しましたが、自分の夢は叶わなかったですね。でも今、リバプールの選手としてここに戻ってきました。夢が叶った瞬間でしたよ」と、横浜FMの下部組織に入団できず、湘南ベルマーレでサッカー選手としてのキャリアをスタートしたことも明かしている。

 そんな遠藤は、横浜FM戦で後半途中からピッチに立った。日本代表ではボランチで起用されることが多いが、この日はセンターバックとしてプレーしていたが、本人は「どこでプレーするかは気にしません。6番でも、センターバックでも、右サイドバックでも、100%の力を出し切るだけです」と胸を張っている。

 また横浜FM戦の試合内容については「相手はシーズンっ最中なので、とても調子が良かったですね。前半は特にそうでしたし、マリノスに勝利することは難しかったですね。プレミアリーグ王者としてのパフォーマンスを示す必要がありましたし、結果には満足しています」とコメントを残している。

 小学校時代、マリノスプライマリーのセレクションに落選し、中学2年時に湘南ユースから興味を持たれた遠藤。湘南から始まったプロキャリアだが、今や日本代表、そしてリバプールというビッグクラブにまどたどり着いている。