
スコティッシュ・プレミアシップのセルティックに所属する日本代表FW前田大然は、今2025年夏の移籍を視野に入れていると噂されており、クラブとの契約延長交渉はここ数週間停滞している。プレミアリーグの複数クラブがその動向を注視しているようだ。
そんな中、かつてマンチェスター・ユナイテッドやトッテナム・ホットスパーでスカウトを務めたミック・ブラウン氏は、「前田に関心を示しているクラブの中でも、実際に獲得に動くのはブレントフォードの可能性が高い」と述べたことを7月31日にUKメディア『Football Insider』が報じた。同氏によるとトッテナムも関心を示しているが、同じポジションに複数のターゲットを抱えており、現時点では別の選手を優先しているという。
ブラウン氏は28日にも、同メディアに対し、プレミアリーグのクラブからの関心によって前田の意識が揺らいでおり、セルティックと新契約を結ぶことに消極的な姿勢を示していると語った。前田はクラブにとどまることも選択肢としているいうで、移籍を強く望んでいるわけではない。ただし、今後寄せられるオファーについては慎重に精査したうえで、最終的な決断を下す意向だと同メディアは伝えている。
ブレントフォードはFWブライアン・ムベウモがすでにユナイテッドに今夏移籍しており、FWヨアネ・ウィサにも退団の可能性があることから、新たな攻撃陣の補強が急務となっている。ブレントフォードはこれまで主力を失っても優れた代役を見つけてきた。もし、クラブがセルティックと合意できれば、前田もその成功した代役補強の最新の例になるかもしれない。