
プレミアリーグのアーセナルは、7月31日に香港で行われたトッテナム・ホットスパーとのプレシーズンマッチでのノースロンドン・ダービーを、数名の主力を欠いた状態で試合に臨み0-1で敗戦した。特にゴールキーパーの陣容においては、不測の事態が起きてしまったようだ。
同リークのチェルシーから今2025年夏にアーセナルへ加入したばかりのGKケパ・アリサバラガは、30日のトレーニング中に負傷し、31日の試合を欠場した。23日に行われたのセリエAのミラン戦(1-0)と27日のニューカッスル・ユナイテッド戦(3-2)に出場しており、ミラン戦ではPK戦(5-6)で3本のシュートを止める活躍を見せていた。だが、その後の練習で打撲を負い、今回のトッテナム戦ではメンバー外となった。
クラブの公式サイトは、ニューカッスル戦で負傷交代したDFリカルド・カラフィオーリに加え、DFガブリエウ、DFユリエン・ティンバー、そしてケパも欠場すると31日の試合前に発表。ケパの負傷の程度は現時点で明らかにされておらず、クラブのミケル・アルテタ監督は事態が深刻でないことを望んでいる。
なお、31日のトッテナム戦ではGKダビド・ラヤがゴールを守り、GKトミー・セットフォードとGKアレクセイ・ロハスが控えに入っている。アーセナルは次戦8月7日にラ・リーガのビジャレアルと対戦し、続くプレシーズン最終戦ではホームのエミレーツ・スタジアムで10日にアスレティック・ビルバオと対戦予定。ケパがそのいずれかに間に合うかどうかが、今後の注目点となりそうだ。