経済産業省と国土交通省は30日、新たに北海道南西部の檜山沖と松前沖の2区域を洋上風力発電の「促進区域」に指定した。「再生可能エネルギー海域利用法」に基づき、これまで全国10エリアが同区域に指定されているが、道内では初めてとなる。今後、公募で発電事業者を選定し、最長30年間の占有を許可する。
2区域を合わせると最大出力約150万キロワットの発電施設の整備が可能になる。檜山沖は最大114万キロワット発電でき、国内最大規模となる。6月25日から2週間にわたり「公告・縦覧」を実施し、道民から意見を募った。また、知事や関係自治体などにも意見聴取を行い、指定を決めた。(了) (記事提供元=時事通信社) (2025/07/30-19:24)