
7月30日に行われたプレシーズンマッチで、プレミアリーグのリバプールはJ1の横浜F・マリノスに3-1で逆転勝利を収めた。
その試合の勝者と敗者としてUKメディア『Liverpool.com』が特集記事を組んだが、敗者として扱われたのは日産スタジアムのピッチコンディションだった。
同メディアは、ピッチコンディションについて、ボールが落ち着かず跳ねる場面が多く、スムーズなパス回しが難しくなり、選手たちにとっては非常に厳しいコンディションだったと厳しく指摘。実際の劣悪なピッチ状態は、テレビ画面からも確認できる程、酷いものでもあった。
また、同メディアの選手評価では、リバプールのFWモハメド・サラーが良いパスを連発したことや、ビルツが試合を通してチームの攻撃の中心として機能し、素晴らしいプレーを見せたことに好評価を与えた。また、リバプールのFWリオ・ングモハは16歳にして素晴らしいドリブルと冷静なゴールを決め、将来を期待させるプレーを披露したと評価された。
一方で、ディフェンス面では若干の不安が見られたと指摘。特にラ・リーガのレアル・マドリードへの移籍問題が噂されているDFイブラヒマ・コナテは不必要なファウルをいくつか犯し、ボール保持時でも安定感に欠ける場面があったと指摘された。
また、気になるリバプールの日本代表MF遠藤航は59分に登場し、チームのキャプテンとしてピッチに立った。センターバックとしてプレーし、今後のシーズンでの出場機会を得るためにはそのポジションが最適かもしれないと評価された。