
浦和レッズ在籍歴のある元ノルウェー代表FWオラ・ソルバッケンは、2025年6月末にローマからエンポリへの期限付き移籍期間が満了。ローマで構想外とみられるなか、デンマーク1部FCノアシェラン加入に迫っているという。
デンマーク『bold』は7月30日に「ノアシェランはソルバッケンの獲得交渉を進めている」とリポート。移籍形態やオファーの内容には触れていないが、独自に入手した情報として「センセーショナルな契約」「獲得に近づいている」などと、大々的に報じている。
ノアシェランは日本代表OB川口能活氏の古巣。2011/12シーズンを最後にデンマーク1部リーグのタイトルから遠ざかっており、2024/25シーズンも5位という結果に終わっている。
現在26歳のソルバッケンは2022年11月にノルウェー1部FKボデ/グリムトからローマへ完全移籍した後、複数クラブを渡り歩いている状況。2023年9月にギリシャ1部オリンピアコスへレンタルも、わずか2か月で構想外扱いを受け、2024年1月に浦和へ期限付き移籍した。
しかし、浦和では怪我により2023シーズン開幕から出遅れると、J1リーグ5試合の出場でノーゴールという結果に終わり、同年6月でチームを離れている。浦和退団後、2024年8月14日にエンポリへ1年レンタルにより加入すると、12月はじめまでリーグ戦ほぼ全試合に出場。ところが12月8日のリーグ戦で負傷すると、その後は3か月にわたり戦線離脱。復帰後はほぼ全試合で途中出場でノーゴールと結果を残せなかった。
ノルウェー1部ローゼンボリBK、ポーランド1部ヴィジェフ・ウッチからの関心も報じられていたソルバッケン。浦和、エンポリ時代は怪我に泣かされたが、新天地で再起を図るか注目が集まる。