
プレミアリーグのアーセナルは今2025年夏すでに複数の選手を獲得している中、さらなる戦力追加の可能性が噂されている。GKケパ・アリサバラガ、MFマルティン・スビメンディ、MFクリスティアン・ノアゴール、FWノニ・マドゥエケ、DFクリスティアン・モスケラ、そしてFWビクトル・ギェケレシュも加入し、チームの強化が図られた。
そうした中で、左ウイングの補強が未解決の課題として残っており、クリスタル・パレス所属のFWエベレチ・エゼのほかに、ラ・リーガのレアル・マドリード所属のブラジル代表FWロドリゴの名も依然として様々なメディアの報道に名前が挙がり続けている。
ロドリゴは現在、スぺインのイビサ島でバカンス中で、ハンモックに横たわる自身の姿を、島の絵文字とスペイン国旗とともにインスタグラムのストーリーに投稿した。投稿にコメントは添えられておらず、移籍報道が続く中での沈黙に対して、UKメディア『football.london』は、この投稿を「無言のメッセージ」と見出しで表現し、移籍報道との関連に注目した。
また、同選手の移籍金に関する動きに関して、これまで様々なスペインメディアは、ロドリゴの放出にあたってマドリードが7700万ポンド(約153億円)を要求していると報じてきた。
しかし、同メディアによるとマドリードは移籍市場閉幕までに同選手の売却を優先するため、金額の引き下げを検討しているとも伝えた。なお、ロドリゴはマドリードとの契約をあと3年残しており、どの程度まで移籍金が譲歩可能かは現時点で不明。
ロドリゴは現在24歳。スペイン国内の複数メディアによれば、本人は移籍を志願しているわけではないものの、マドリードのシャビ・アロンソ監督の構想外となっている可能性が度々指摘されている。
ロドリゴはFIFAクラブワールドカップ2025で3試合に出場したものの、出場時間は合計92分。唯一の先発はグループステージ初戦のアル・ヒラル戦(1-1)のみだった。