
横浜FC出身のパリ五輪U23日本代表FW斉藤光毅は、2024/25シーズン限りでイングランド2部QPRを期限付き移籍期間満了により退団。レンタル元のベルギー2部ロンメルSKでプレーする可能性がある一方、イングランド2部再挑戦の可能性も報じられている。
現在23歳の斉藤は、2020シーズン終了後に横浜FCからロンメルへ移籍。2022年夏から2シーズンにわたりオランダ1部スパルタ・ロッテルダムへ期限付き移籍すると、2年目の2023/24シーズンに16試合のスタメン出場で3ゴール5アシストをマーク。複数クラブからの関心が取りざたされる中、パリ五輪終了後にQPRへレンタル移籍している。
イングランド2部リーグでは、39試合の出場で3ゴール2アシストをマークした斉藤だが、怪我によりシーズンラスト3試合はメンバー外。現地では同選手の完全移籍移行を望む声が挙がっていたが、1シーズン限りでチームを去った。
そんな斉藤について、ベルギー『HBVL』は7月29日に「彼はロンメルのトレーニングに合流」とリポート。「彼は2021/22シーズン以来、ロンメルでプレーしていない。直近2年間はオランダ1部、イングランド2部へレンタル移籍していた」「2025/26シーズンにベルギー2部でプレーするとなれば、驚くべきことだ」と伝えている。
一方、英メディア『ポーツマスニュース』は6月末の時点でイングランド2部ポーツマスFC移籍の可能性を報道。これによると、同クラブは2024/25シーズンのイングランド2部リーグ戦で7ゴール14アシストをマークしたFWジョシュ・マーフィーに退団の可能性があるとのこと。マーフィーにかわるアタッカーの候補のひとりに日本人選手の名前が挙がっているというが、実現の可能性は不透明とみられる。