7月25日に沖縄にテーマパーク「ジャングリア沖縄」が開業しました。SNSを見ると、メディア関係者や著名人も多数現地に出かけ、実際にアトラクションを楽しんでいるようです。

沖縄の観光需要をさらに高める施設として期待されていますが開業直前に運営会社の金銭問題がメディアに掲載されたりしました。

また実際に現地に出かけた人の中にも、SNSで否定的なコメントをしている人を見かけます。

待ち時間が長い、アクセスが悪い、急な天候変化に対応できない、事前の告知映像と実際のギャップが激しい、といった批判です。

しかし、ゼロから創って立ち上がったばかりのテーマパークの現地に行って重箱の隅をつつくような批判をするのは、せっかくリゾートに行ったのに勿体なくは無いでしょうか?

待ち時間が長いのはジャングリアに限ったことではなくテーマパークには付き物ですし、アクセスが悪いのや天候のことも最初からわかっていたことです。

批判する一般の人は楽しみに来ているはずが、いつしか自分がテーマパーク評論家だと勘違いして、辛口なコメントを拡散することで承認欲求を満たしているだけに見えます。

今回のジャングリアに対する反応を見ていると大阪万博によく似ていると思いました。ネガティブから入るアプローチは日本人の得意技のようです。

一方で著名人の投稿は好意的なものが多くみられます。これは、運営会社の招待で特別待遇されている場合もあると思われ、こちらも額面通りは受け取らない方が良いと思います。

招待されてボロクソいう勇気のある人はなかなかいないものです。

この手のテーマパークは開業時ではなく、一通りの来場が終わってリピートする人がどのくらいいるかにかかっています。

本当に価値があると思えばまたやってくるはずですし、お金と時間に見合った価値が無いと思えばリピートせずに別のことに興味の対象が移ってしまうからです。

開業してすぐに出かけるアーリーアダプターに続くボリュームゾーンの人たちにもアピールできれば、クオリティを更にアップさせるための追加投資もでき好循環に到達できます。