
浦和レッズ所属DF井上黎生人には、セレッソ大阪移籍の可能性が報じられているが、報道前のインスタグラムアカウントにおけるSNS投稿が話題を呼んでいる。
井上は7月29日夜にインスタグラムを更新。MF中島翔哉、GK牲川歩見とのスリーショットをアップした上で、「翔哉さんと牲さんありがとうございました」とコメントを添えている。この投稿文が食事会の開催に対して感謝の言葉と解釈される一方で、一部では中島や井上の移籍を予想する声が一部で挙がっていた。
すると、当該コメントは投稿からおよそ2時間後に「ご馳走様でした!」という文言に修正。修正後に一部でC大阪移籍の可能性が報じられると、井上が食事会で中島や牲川に退団の報告をした可能性が指摘されている。
現在28歳の井上は、2015年に鹿児島実業高校からガイナーレ鳥取へ加入。鳥取で6年間過ごした後、ファジアーノ岡山、京都サンガを経て、2023シーズン終了後に浦和へ移籍。加入1年目はJ1リーグ戦で16試合の出場にとどまると、今季はここまでリーグ戦でわずか2試合の出場。DFマリウス・ホイブラーテンやDFダニーロ・ボザのセンターバックコンビが健在であるだけに、プレータイムを確保できていない。
なお浦和は2025年6月以降の移籍ウィンドウで、FW高橋利樹を清水エスパルスへ完全移籍により放出したほか、FW二田理央やFW長倉幹樹らも期限付き移籍によるクラブを去っている。加入選手がFW小森飛絢、GK松山健太の2選手にとどまっているなか、井上のインスタグラム投稿文修正が何を意味するのか、多くのファン・サポーターが気にしているだろう。