
サンフレッチェ広島所属の日本代表FW中村草太は、海外移籍の可能性がある逸材として、早くもオランダ方面から熱視線が注がれている。
現在22歳の中村は、前橋育英高校や明治大学を経て、2025年に広島へ加入。プロ1年目の今季は、ここまでJ1リーグ戦23試合の出場で3ゴール6アシストをマークしているほか、AFCチャンピオンズリーグ2でも4ゴール。2025年7月のE-1選手権の香港戦でゴールを決め、鮮烈な日本代表デビューを飾っている。
MF中島洋太朗らとともに広島屈指の有望株として知名度を高めている中村だが、同選手にはオランダメディア『huiskamerscout』のジャーナリストであり、日本サッカーに精通しているヘラルド氏が関心を寄せている。
ヘラルド氏は7月28日、Xで「今季のJリーグで最も注目を集める新星のひとり」と評すると、サッカーサイト『Sofa Score』のデータをもとに「ドリブル面はまだ改善が必要だが、それ以外はプロ1年目としては驚異的な成績だ」と絶賛。「彼のスター性が際立っている。欧州クラブが彼に関心を寄せるまで、そう長くはかからない。(欧州へ)移籍するかもしれない」と、海外移籍論を唱えた。
なお、中村の去就を巡っては、2025年4月の時点で2023/24シーズンのAFCチャンピオンズリーグ覇者であるUAE1部アル・アインからの関心が報じられていたほか、ベルギー『Voetbal』は同国1部シント=トロイデンVV移籍の可能性を伝えていた。