人間関係などで、あれこれと考えすぎる場面は少なくない。相手の気持ちを読み取ろうとして、つい思い悩んでしまう人も多くいるようだ。

■約8割「自分は考えすぎる性格」

Sirabee編集部が全国の10〜60代の男女694名を対象に調査を実施したところ、「自分は考えすぎる性格だと思う」と答えた人は78.0%だった。

自分は考えすぎる性格だと思うグラフ
(画像=『Sirabee』より引用)

学校や仕事などで相手はどう思っているのかなど不安になり、考えすぎて疲れてしまう人が多いのだろう。

■失敗を夜まで引きずって

物事を深く考えてしまう20代女性は、「私は仕事で軽い失敗をしたときに、夜中にそのことを思い返して眠れなくなることがあります。『上司はどう思っているのだろう』などと、答えのないことをずっとと考えてしまうんです。考えても仕方がないことは、わかっているのですが…」と話す。

もっと気楽になりたいとも考えているが、「考えすぎるとさらなるミスにつながるので、もっと気楽に過ごしたいといつも思っています。ただこれは性格なので、なかなか変えられないんですよね。そんな自分が嫌になることもあり、前向きな性格の人をうらやましく思います」とも語っていた。

■年齢とともに変化が

年齢とともに変化があったという40代男性は、「昔は小さなことまで気にして考えすぎていましたが、年齢を重ねるにつれて深刻に考えても意味がないと思うようになりました。経験が増えていくと、ほとんどのことはなんとかなると考えられるようになるのかもしれませんね」と語る。

続けて、「若い頃は人の反応が怖くて悩むことが多かったのですが、最近は自分のペースでやればいいと割り切れるようになっています。あまり考えすぎないことで気持ちが楽になり、若い頃よりも楽しく過ごせているんです」とも話していた。

■こんな性格やめたい

Xでも、「いつも深く考えすぎなんだよな。こんな性格やめたいー」「考えすぎな性格の悪いとこ出てきた…」とネガティブな性格に困っている人が多くいた。

一方で、「ま~考えすぎても仕方ないので切り替えていきます」「考えすぎても仕方ないから寝よう」と気持ちを切り替えようとする人の投稿もあった。

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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ 調査期間:2025年6月13日~2025年6月17日

調査対象:全国10代~60代の男女694名