各地で連日のように気温35℃以上の猛暑日が続くなか、業務エアコンのプロ・えん専務が公式Xにて、やりがちな“NG”について解説した。
■「文句を言う前に…」
えん専務は、「『35℃超えてクーラー使いまくってるから、電気代が高くてヤバい』なんて言ってる人はお説教です」と切り出す。
続けて「風量を固定、設定温度は25度、吹き出し口を下向き、この3つを全部やってたら電気代が高いのは当たり前。文句を言う前に使い方を知って」と指摘する。
さらに、「ここだけの秘密ですが、9割の人がやってる損する使い方が…」とも言及。
「外気温と設定温度の差が大きい時や日中30分以内の外出でONとOFFを頻繁に繰り返すこと。つけっぱなしの方が節約できます!」としている。
■メーカーも推奨
エアコン大手のダイキンの公式サイトによると、風量は「自動」のほうが節電効果があるとの結果に。また、風向は下向きよりも「水平」のほうが節電になるとのことだ。
また、パナソニックの公式サイトによると、冷房時には設定温度を1℃上げると消費電力を約13%削減できるという。設定温度を下げすぎずに、風量や除湿で体感温度を下げることを勧めている。
■「それが原因だったとは!」
えん専務の呼びかけに、ユーザーのなかには「設定温度25度で風量も固定…むしろそれが原因だったとは!」と驚く人も。
また、「しっかりと使い方見直さないとですね!!」「電気代はこの3つをおさえて少しでも節約したいですね」「電気代1つ取っても奥深いです」といった声も寄せられている。
【サーキュレーターとの併用で節電効果も!】
■やりがちな「NG」
・合わせて読みたい→エアコンの設定温度、1℃変更するだけで… 「節電しながらできる熱中症対策」をアイリスオーヤマが紹介
(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)