
ユベントス(イタリア1部)は昨季チアゴ・モッタ前監督体制でスタートしたものの、勝ちきれない試合が続いたこともあり、シーズン途中に解任。イゴール・トゥドール監督がバトンを受け継ぎ、最終的にセリエAで4位フィニッシュを果たして今季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。
イタリアの移籍市場に精通するジャーナリストのアルフレド・ペドゥッラ氏によれば、ユベントスは昨季後半戦にパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)からレンタルしていたフランス代表FWランダル・コロ・ムアニの残留に向けて交渉を継続しているという。
コロ・ムアニもPSGでの出場機会を見込めないことからユベントス残留を望んでいるなかで、ユベントスは他の攻撃オプションもリサーチしており、並行してユベントスはリバプール(イングランド1部)でプレーするウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスの状況についても情報種集を行なっている模様だ。
2022年夏にベンフィカ(ポルトガル1部)からリバプール入りしたヌニェスは、フィニッシュワークに課題を抱えている一方で、抜群のスピードを生かした抜け出しなどを武器に在籍3年間で公式戦通算143試合に出場して40ゴール26アシストを記録している。
そのヌニェスにはナポリ(イタリア1部)が関心を示していたものの、イタリア代表FWロレンツォ・ルッカを獲得したことにより、その可能性は消滅した模様。ユベントスは移籍金を分割するために買取義務付きのレンタルでの獲得を目指しており、状況次第では獲得のチャンスがあると見込んでいるようだ。