
川崎フロンターレ、北海道コンサドーレ札幌、横浜F・マリノス在籍歴のある東京五輪U24日本代表MF三好康児には、ドイツ2部VfLボーフム退団の可能性が報じられているが、現地で厳しい目を向けられているようだ。
2024年夏の移籍ウィンドウ最終日、当時イングランド3部へ降格したばかりのバーミンガム・シティからブンデスリーガ所属のボーフムへ移籍した三好。異例のステップアップとして話題を呼んだが、2024/25シーズンは怪我の影響もあり、ブンデスリーガ14試合の出場で1ゴール、スタメン出場6試合に。クラブも2部降格という結果に終わっている。
そんな三好の去就を巡っては、ドイツ『WAZ』が25日に「獲得に興味を示しているクラブは存在する」とリポート。プレシーズントレーニングでの不振を伝えた上で、イングランド方面からの関心に触れている。
すると、『VfLマガジン』は28日、ボーフム所属選手の去就を特集。その中で、三好についてこう綴っている。
「2025年5月の時点ではヘッキング監督は希望を抱いており、小柄な日本人選手が重要な役割を果たすことを期待していた。しかし現在では、監督の評価が下落している。ヘッキングはミヨシの献身ぶりをたびたび称賛し、彼が優れたサッカー選手であることも認めているが、成果は依然として乏しい。ミヨシは得点機会をほとんど作り出せず、シュートまで持ち込む場面も少ない。フィジカル勝負でも、多くのシーンで明らかに劣っている」
「現在ミヨシがスタメン入りする可能性は低く、バイエル・レバークーゼンとのプレシーズンマッチ最終戦ではわずかな時間しかプレーできなかった。ミヨシとボーフムの契約期間は2028年6月までだが、買い手が見つかれば、退団もあり得る。浮いた予算は別の攻撃的な選手の補強に使われる可能性がある」