遠藤航 写真:Getty Images

 プレミアリーグのリバプールは、アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターと日本代表キャプテンMF遠藤航の両選手を欠いて、7月26日に行われたセリエAミランとのプレシーズンマッチで2−4の敗戦を喫した。サポーターから心配 される両選手の状態だが、明るい兆しが見られているようだ。

 マック・アリスターは今2025/26のプレシーズン未出場のままだが、遠藤は直前の2試合には出場していた。しかし、香港で行われたミラン戦には体調不良により出場しなかった。この試合では、MFライアン・フラーフェンベルフとMFタイラー・モートンが60分間プレーし、他の選手たちは45分ずつの出場時間となった。

 リバプールは次戦、30日にJ1の横浜F・マリノスとの親善試合に向けて日本へ移動しているが、遠藤とマック・アリスターの両名も遠征メンバーに含まれている。UKメディア『Mail』のルイス・スティール記者によれば、マック・アリスターは昨2024/25シーズン終盤に負傷して以降、リハビリを続けていたが、すでにチームの全体練習へ復帰しているという。

 一方、UKメディア『Thin is Anfield』によると遠藤はミラン戦を病気により欠場したが、横浜FMとの試合には出場できる状態に回復しているとのことだ。ミラン戦後の記者会見で、リバプールのアルネ・スロット監督は「遠藤は1週間ずっと練習に参加していたが、無理はさせたくなかった」と語り、同様に欠場したFWダルウィン・ヌニェスとともに、「次戦の日本での試合には帯同する」と明言している。

 なお、マック・アリスターは昨2024/25シーズン終盤の戦線離脱に加え、アルゼンチン代表としての2026FIFAワールドカップ南米予選2試合チリ戦(1-0)・コロンビア戦(1-1)も欠場していたが、今回のアジア遠征に同行しており、復帰が近いことが予想されている。