エンゾ・ミロー 写真:Getty Images

 アトレティコ・マドリード(スペイン1部)は昨季のラ・リーガで一時は首位に立つなど絶好調だったものの、最終的に3位フィニッシュ。今夏にアメリカで開催されたクラブワールドカップではグループステージ敗退に終わっていた。

 巻き返しを目指す新シーズンに向けて、アトレティコはすでにスペイン代表MFアレックス・バエナやアメリカ代表MFジョニー・カルドーソ、アルゼンチン代表FWティアゴ・アルマダを補強。さらに、サウジアラビア移籍が頓挫していたスロバキア代表DFダビド・ハンコも急転直下での獲得に成功している。

 ドイツ『スカイ・スポーツ』によれば、今夏に積極補強を敢行しているアトレティコは次なるターゲットとして、シュツットガルト(ドイツ1部)でプレーするU-23フランス代表MFエンゾ・ミロー(23)の獲得に向けて動いている模様だ。

 モナコ(フランス1部)下部組織出身のミローは、2021年8月にシュツットガルトへ移籍。卓越したボールコントロールと強烈な左足のシュートを武器としているフランス人MFは昨季の公式戦43試合に出場して12ゴール8アシストの数字を残していた。

 なお、アトレティコはミロー獲得に向けての交渉は進んだ段階にあり、契約解除金は2300万ユーロ(約39億8,000万円)に設定されているとのこと。ガラタサライ(トルコ1部)からの関心も取り沙汰されていいたが、同メディアによれば、具体的なものではなかったようだ。