
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)は、昨季のプレミアリーグでクラブ史上最低の15位でフィニッシュ。守護神のカメルーン代表GKアンドレ・オナナはスーパーセーブを連発した一方で、ミスも目立ったこともあり、スタメンを外れることもあった。
フランス『レキップ』によれば、ユナイテッドはパリ・サンジェルマン(PSG/フランス)に所属するイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマの獲得に興味を持っている模様。同選手は来夏にPSGとの契約が満了となるなかで、交渉は行き詰まっているという。
この状況を受けて、今夏にブラジル代表FWマテウス・クーニャやカメルーン代表FWブライアン・ムベウモと攻撃陣を中心に行なっているユナイテッドが注視しているようだが、同じ都市をライバルとしているマンチェスター・シティ(イングランド1部)も目を光らせているようだ。
下部組織から育ったミラン(イタリア1部)で若くしてプロキャリアをスタートさせたドンナルンマは2021年夏にPSG入り。昨季は後半戦47試合に出場して17回のクリーンシートを達成してクラブのチャンピオンズリーグ(CL)制覇にも大きく貢献していた。
なお、PSGはドンナルンマの後釜探しに着手しており、リール(フランス1部)でプレーするフランス代表GKリュカ・シュバリエの獲得を目指すとのこと。同選手の獲得に向けて移籍金4000万ユーロを準備しているようだが、ドンナルンマを巡ったGKの玉突き移籍はおきるのだろうか。