お風呂は日常の疲れを癒やすだけではなく、気分を解放する時間でもある。そのため、気分良く歌を歌う人も一定数いるようだ。
■約8割「お風呂で歌う」
Sirabee編集部が全国の10〜60代の男女694名を対象に調査を実施したところ、「お風呂で歌った経験がある」と回答した人は78.2%と高い割合になった。

お風呂場は音が響きやすく自然と気持ちよく歌えるため、つい鼻歌が出てしまう人も少なくないようだ。
■女性に多い理由
性年代別で見ると、多くの年代で女性のほうが高い割合になっている。

女性は男性よりもお風呂に長く入る傾向があるため、その間に歌う習慣が身につきやすいのかもしれない。
■歌ってストレス発散
ストレス発散にお風呂で歌う30代女性は、「私はお風呂に入って、毎日のように何曲か歌っていますね。誰にも聞かれない安心感があるので、鼻歌のつもりがだんだんと大きな声になってきて…。仕事や人間関係でストレスがたまった日は、好きなアーティストの歌を思い切り歌うと気分がすっきりするんです」と語る。
毎日の楽しみになっているようで、「音が響いて、普段より上手に歌えている気がするところもいいですよね。ちょっとした、自己満足感が味わえます。歌い終わったあとの爽快感も格別で、毎日、お風呂に入るのが楽しみになっています」と続けた。
■シャワーで済ませるので
シャワーだけで済ませるため歌う時間がない20代男性は、「私は湯船につからずシャワーだけで済ませることがほとんどなので、お風呂にいる時間はとても短いんです。そのため、わざわざ歌うほどの余裕がありません。入ってすぐに体を洗って、それで終わりという感じですね」と話す。
続けて、「のんびり湯船につかる習慣がないため、歌を歌うという発想もほとんどありません。歌ってもシャワーの音が強くて、自分の声もかき消されますし…。いかに早くお風呂を済ませられるかを重視しているので、この先も歌うことはないでしょうね」と話していた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ 調査期間:2025年6月13日~2025年6月17日調査対象:全国10代~60代の男女694名