スペイン1部レアル・ソシエダの久保建英(24)らチーム関係者が、7月23日、長崎県の原爆資料館や平和公園を訪問。その様子をクラブの公式Instagramが動画で公開し、日本のファンから大きな反響を呼んでいる。
動画には、久保とチームメンバー、セルジオ・フランシスコ監督らが長崎市の平和公園を訪れ、慰霊碑の前で献花を行う厳かな場面が映し出されている。また、公園内に立つ平和祈念像の前では、選手・スタッフ全員が整列して記念撮影に臨む姿も確認できる。厳しい暑さの中、静かに頭を下げる姿からは、戦争の悲惨さと平和への思いに真摯に向き合う姿勢が伝わってくる。クラブの公式Instagramでは、動画とともに「永遠に忘れない」と日本語でメッセージが投稿されており、この一文にもクラブの誠実な姿勢がにじむ。

この投稿に、Instagramでは「長崎に来てくれて、原爆資料館にも行ってくれるなんて ありがとう」「久保選手の提案かな?」「ソシエダクラブが戦争、原爆投下の現実に目を背けずお越しくださったその想いは、日本人の一人として感謝します」など、クラブの姿勢に感謝と敬意を表す声が多数寄せられている。