アダイウトン 写真:Getty Images

 ジュビロ磐田、FC東京、ヴァンフォーレ甲府在籍歴のあるブラジル人MFアダイウトンは、ブラジル2部クルーベ・ド・レモから横浜FCへの移籍が決定的に。同選手の代理人のSNS投稿が話題を呼んでいる。

 アダイウトンの去就を巡っては、ブラジル『DOL』が17日にJリーグ移籍の可能性をリポート。レモに支払われる移籍金が100万レアル(約2,700万円)になる見込みだと伝えると、『ge』は移籍先が横浜FCだと報じている。

 すでにチームメイトやクラブ関係者に別れを告げたアダイウトンだが、代理人は26日にインスタグラムを更新。空港にいるアダイウトン本人の様子をアップした上で、同選手が空路で日本に向かうことを明らかにしている。この代理人の投稿内容を踏まえると、横浜FCは近日中にアダイウトンの獲得を公式発表するとみられる。

 現在34歳のアダイウトンは、2015年1月にパラナ・クルーベから磐田へ移籍して以降、およそ10年にわたりJリーグの舞台でプレー。来日1年目にJ2リーグで17ゴールを挙げると、2016年以降も長期離脱こそあったものの、攻撃陣に欠かせない選手として存在感を発揮。2020年から4シーズンにわたるFC東京在籍期間も含めて、J1通算234試合出場で54ゴールをマークした。

 そして2024年1月にはFC東京から甲府へ完全移籍。2024シーズンもJ2リーグ33試合の出場で13ゴールと、攻撃陣の主力選手として活躍していたが、わずか1年で退団。同年12月24日にクルーベ・ド・レモへ加入すると、2025シーズンはブラジル2部リーグ戦16試合中9試合のスタメン出場で1ゴール1アシストを挙げていた。