セレッソ大阪 写真:Getty Images

 バルセロナ下部組織出身の元U21スペイン代表DFリカルド・サンチェスのSNS投稿が話題に。セレッソ大阪のユニフォーム姿であるだけに、同クラブ移籍の可能性がささやかれている。

 現在25歳のサンチェスは、身長175センチで右利き。バルセロナではU18チームまでステップアップしていたものの、トップチーム昇格はならず、2018年にアトレティコ・マドリードU19へ。アトレティコではBチームまで上がったが、バルセロナ時代と同じくトップチーム昇格とはならず、2021年8月にグラナダFCへ完全移籍した。

 そのグラナダFCでは、CDルゴールへ期限付き移籍した2021/22シーズンをのぞき、在籍3年間で通算105試合出場10ゴール7アシスト。2024/25シーズンは右サイドバックを中心にスペイン2部リーグ戦22試合でスタメン出場、12試合で途中出場とプレータイムを確保していたが、同シーズン限りで契約満了により退団している。

 現在フリーのサンチェスだが、トレーニングに励む様子を捉えた動画を7月18日にインスタグラムでアップすると、25日にはC大阪のユニフォームを着てピッチに立つ自身の姿をアップ。ドラゴン、雲形の吹き出し、二の腕の絵文字のみを添えており、具体的な言及がないものの、ネット上ではC大阪の新戦力となる可能性が指摘されている。

 なお、C大阪は2025年6月の特別登録期間でMF吉野恭平、マレーシア代表DFディオン・クールズを獲得しているが、7月以降の移籍ウィンドウではDF舩木翔をアルビレックス新潟へ完全移籍により放出している。以前から補強の必要性が叫ばれているだけに、複数ポジションでプレー可能なサンチェスの動向に注目が集まっている。